限りなく拡散しつつある「オタク」なる存在を第一世代が今一度語り尽くした。 今さらオタク論で唐沢・岡田じゃないだろう、というヤツもいるけど、後に続くのがいないから仕方ない(笑)。そのあたりを分かって読んでほしい。
本書は月刊『創』で連載している対談時評「新世紀オタク清談」をまとめたもの。 著者は、フジテレビ「トリビアの泉」スーパーバイザーでもあり、日テレ「世界一受けたい授業」の“雑学先生”としても人気の唐沢俊一。そして「オタク学入門」「東大オタク学講座」で注目を集め、NHK「BSマンガ夜話」「アニメ夜話」のレギュラーコメンテーターとしても定評のある“オタキング”こと岡田斗司夫。 この2人の第一世代オタクが、「オタク」なる存在を語りつくした「オタク論」の決定版!!
【目次】秋葉原でオタクを語る/日本最大の闇市場コミケ/アニメと評論/オタクとダイエット/WEB日記/ミクシィ日記/電波男/萌えの経済効果/SF映画の過去・未来/最新版「オタク」の定義/オタクの老後問題/マンガと評論/オタク論の現在/腐女子論に挑む!/オタクは死んだ、のか?/マンガ家という生き方/追悼 米澤嘉博/代アニの経営危機/“感性格差社会”の到来!?/頭がいいのに仕事がない人 <鼎談>増殖するオタク市場(森永卓郎×唐沢俊一×岡田斗司夫) |